メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)出演:
角川エンタテインメント
発売日 2006-03-03
定価:
¥4,935(税込)価格:¥3,859(税込)
ゲイ専用の老人ホーム。それだけでも、すでに異例の舞台。しかし、本作が
語るのは、優しい愛の物語だ。ホームのオーナーであり、末期ガンで死が間
近に迫るヒミコ、彼を見守る恋人の青年・春彦、そしてヒミコの実の娘・沙
織。3人が織りなす人間関係は、屈折しまくって複雑だが、ホームの住民らと
の交流で、沙織が人を愛そうとする過程が、感動的に綴られる。
ゲイ老人たちのファッションや部屋のインテリアは、やや過剰でわざとらし
い部分もあるが、監督が彼らを見つめる視線はあくまでも温かい。思わぬ出
来事をきっかけにした春彦と沙織のラブシーンも、違和感のなかにエロティ
ックさも伴い、不思議な魅力を放つ。わざわざメイクでそばかすなどを描い
た柴崎コウは、観る者の共感を一心に集める役回りを好演。どぎつい欲望を
ぎらつかせながらも、いつの間にか周囲に愛を与える役で、白いシャツに身
を包んだオダギリジョーは、天使のようなたたずまいだ。もともとゲイの老
人ホーム自体が、現代社会では、ある種の幻想。犬童監督はファンタジーの
なかで、人間という存在への慈しみを描きたかったのではないか。(斉藤博
昭)
メゾン・ド・ヒミコ 2006-07-04
前々から見たかった映画でした。
「ゲイの老人ホーム」という設定がすごすぎる。
そして絶対似合うに違いないと思われたオダギリジョーのゲイ役。
予想通り、なんかもう笑えないくらいはまってました。
感想はといえば、「おだじょが無駄にえろかった」の一言に尽きま
す。
ゲイおだじょはすさまじいです。
ヨボヨボ好色じーさんからノンケの働き盛りのいい男、果てはいたい
けな中学生までおだじょの毒牙にかかってしまうのです。
それは言いすぎか。
とにかく、おだじょに対して「えろいんだよお前ぇぇえええ!!!」
とおもいながら見ていました。
非常に楽しかった。
そして主人公だとおもっていたら実は違ったぽいかわいそうな柴咲コ
ウ。
ぶっさいくって設定で、卑屈で、いつも嫌な目つきしてて、実際にこ
ういう女いそうでした。
でもゲイのじーさんたちに囲まれているうちに彼女の内面が変化して
いくさまが鮮やかで、美しかった。
「さわりたいとこなんてないんでしょ」は名台詞です。
全体として、ほのぼのとして、あたたかいのにどこか虚構じみて物悲
しい。
それはたぶん、ホームの住人たちの、「ゲイ」としての罪悪感みたい
なところからきているのだとおもいます。
とてもいい映画です。
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